開発者向け Web AppBuilder 大解剖!ということで、今回も GUI で Web アプリをビルドできるソフトウェアである Web AppBuilder for ArcGIS の開発者向け情報をご紹介してまいります。
前回は「まずは始めてみよう」ということで、簡単にセットアップの流れをご紹介しました。
今回は Web AppBuilder for ArcGIS (Developer Edition) の一番の売りである、カスタムの機能とデザインを共有するための Web AppBuilder 開発コミュニティのご紹介です。
Web AppBuilder for ArcGIS (Developer Edition) では機能をウィジェット、デザインをテーマと呼び、開発者は独自のウィジェットやテーマを簡単にデプロイして利用することができます(デプロイの方法については次回以降でご紹介します)。
ESRIジャパンでは技術社員が作成したサンプルなどを GitHub でオープンソースとして公開しており、 Web AppBuilder のリポジトリ(arcgis-webappbuilder-widgets-themes)も GitHub 上で公開しています。
Web AppBuilder リポジトリはウィジェット/テーマを共有するコミュニティ サイトとして ArcGIS for Developers 開発者であれば利用することができます。
私たちが開発したウィジェット/テーマのダウンロードあるいは Fork(複製)して利用するだけでなく、既存のウィジェット/テーマに機能を追加したり、新たに開発したウィジェット/テーマを配置したりしてコミュニティに貢献することも可能です(※コミュニティに貢献するには GitHub のアカウントが必要です)。
ウィジェットの開発方法に関しては日本語の開発ガイドを公開していますので、そちらをご参照ください。
開発リソース
オープンソースの開発コミュニティを介して Web AppBuilder の機能やデザインを共有することで、あなたも ArcGIS 開発者コミュニティに貢献してみませんか?